大学の講義用ブログ
パブリックアクセス


パブリックアクセス・・・知る権利を行使していると思われる私たち国民が、情報を受け取るだけにとどまらず、自ら情報の発信もしようというこの考え。ありそうでなかった?新聞で良く見る投稿欄がパブリックアクセスかと思っていたら、必ずしもあれが理想的なパブリックアクセスとは言えないみたいですね。なぜなら、国民は発信して欲しい情報を提供しているだけで、実際に発信する情報の選定は結局既存のメディアが行っているから!んー・・・難しい。

それで今回はなぜこのパブリックアクセスの概念が日本で普及していないか。なんででしょう?最初に思いついたのは日本のメディアの体制が米国などのそれよりガッチガチに固まっているからという理由です。当たっているかは分かりませんが^^;メディアを取り巻く政治やビジネスの色々な利権構造のせいで新しい潮流をメディア自体が受け入れていないことが理由の一つにはあるのではないでしょうか?

もう一つはメディアリテラシーの問題だと思いました。まずパブリックアクセスの国民の認知度が高くないです(私が知らないだけか・・・^^;)。パブリックアクセスに限らなくても、情報を読み解き、必要なら批判し再度発信するような情報に対しての積極性が日本人にはかけているような気がします。そしてそれはメディアリテラシーの教育が遅れているせいだと思いました。私の世代でもメディアリテラシーがどうこうなんて騒がれたのはそんなに昔のことじゃないです。高校の時に関連した授業があったかな・・・本か何かで自分から知った割合の方が大きいかもしれません。さっきから引き合いに出している米国などはなんと小中高で徹底してメディアリテラシー教育を施しているというじゃありませんか!日本人の大半がこうしてメディアリテラシーに劣っていることが、情報を受け身的に与えられているだけの姿勢に国民を甘んじさせ、パブリックアクセスという考えが浸透する下地が出来ていない現状に繋がっているのではないでしょうか。

私たちやそれより上の世代の方々は自ら勉強し、積極的にこのストリームに乗って権利を主張していかなければなりませんが、現在小中高で勉強している世代にはもっとメディアリテラシー教育を徹底して、自然にメディアや情報発信にもっと真摯に取り組んでいける国民になって欲しいものです。(投げやりなのはキニシナイ!)





2008⁄07⁄06 16:15 カテゴリー:ジャーナリズム comment(2) trackback(0)
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コメント



よく「新聞を読め」とは言われるけど、「内容が正しいかどうか吟味しろ」とは言われた経験がないよね。

これはあくまで聞いた話だけど、欧米ではメディアリテラシー能力がない子どもに新聞を読ませることは、絶対にさせてはいけないことらしい。
(2008/07/08 01:37) URL | juande[ 編集]


日本も読める力、識字率は凄いんですけどね。juandeさんの言うとおり吟味するとなると・・・^^;

余談ですが、あるインドのIT企業の社長は、競馬新聞を読んでいるホームレスを見て「日本では文字の読める人がホームレスをしているのか!日本には到底かなわない・・」と驚愕したそうです。
(2008/07/08 07:51) URL | bluemoon34[ 編集]



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